西御門テニスコート

2013.10.8 管理スタッフ全員集合

 鎌倉・西御門は朝霧の中、清き山々に囲まれ、繁栄萎靡な上2面、下4面、段差5mのクレーコート、そよ風で霧がゆっくりと晴れると、その姿が現れる。そこが私共の職場である。 365日の天気を心配しながら、コート状況を気にし、作業手順を考えながら3ヶ所の鍵を外しカビ臭いクラブハウスに入る。昨日の日報、今日のスケジュール(プレーヤーの予約状況)に目を通し作業着に着替える。窓口受付準備、各所の開錠、そして倉庫から整備に必要な道具を持ちコートに入る。コート面積2800㎡の落葉の清掃、転圧、ブラッシング、ライン掃き等を終え、ベンチ、審判台の拭き掃除をする頃は開場寸前である。万歩計は軽く一万歩を超えている。 毎週月曜はコート整備の日。コート面の繕い、ラインの張替え、コート周辺の除草、側溝の土砂上げ、建屋のペンキ塗りや修繕等日曜大工以上の知識と技術が必要。班長の的確な指導で素人でも作業は進む。晴天が続けばコートはボコボコで散水の毎日、たまには塩を撒くなど贅沢な懐石料理のように手間、暇、金がかかる。 汗と埃でグシャグシャになって「ホッ」と一息、振り返ると四季を通じ常緑の木々が風雪に耐え緑や紅の枝をたよわせながら見下してくれる風情、これがこの癒しかもしれない。今日も爽やかだ。 (会報「シルバーかまくら」76号より)
2010.8.23 撮影の集合写真が長らく掲載されていましたが、3年の間に2名の方が交代されましたので、撮影しなおしました。