大船中学校

『 君たちが学校の主人公 』 左 西岡教頭先生 柳沢昭成  右 竹越事務長先生

 私が鎌倉市立大船中学校の代行管理の仕事を始めて一年になる。土曜、日曜、祝日の朝九時から夕方五時まで、先輩の二之宮さんと一週交代の勤務。従って月に四日から五日。学校の行事などがある月は六日。勤務室での受付業務、電話番、校内巡回、下校時の戸締まりが主な仕事。休校日といってもクラブ活動が盛んで、いつも生徒で賑わい、先生達も熱心で休日返上といってもいい。その熱意が通じてか、生徒達の礼儀の良さに驚いた。近頃何かと問題にされる中学生だが・・・

玄関ホールには数々のスポーツで獲得したトロフィーや賞状のほかに、異色の色紙が飾ってある。それは映画監督山田洋次氏が書いたもの。近くに大船撮影所があった頃(今は鎌倉芸術館)、山田監督が「学校」という映画を大船中学でロケしたときに書き残したものだ。
 この言葉は、今問われている学校のあり方を示唆しているようだ。この春、この学校で育まれた三年生が巣立って、一年生が入学した。多感な彼らがどんな中学時代を過ごし、どのように成長するかを見守りたいと思う。 

 (会報「シルバーかまくら」86号より)