御霊神社

受付業務ほか 伊藤 コト子 (今泉台)

 センターの山下さんに連れられて御霊神社に向かったのは、五年前の年の暮れでした。 神主さんにお目にかかり、「お正月からお願いします。」ということになりました。鳥居の前を江ノ電が走っていて、通称「権五郎(ごんごろう)さま」とも呼ばれている坂の下の鎮守様です。 平安時代後期の創建で、鎌倉地方を開拓した「鎌倉権五郎影政」が祀られています。九月十八日に行われる「面掛行列」は、神奈川県の無形文化財に指定されており、カメラマンをはじめ、多数の見物客でにぎわいます。
 神社の一番人出の多いお正月が私の初勤務の日となりました。「福禄壽」も祀られているので、「七福神めぐり」の御朱印等、大変な行列で、一日中座りっぱなしで、顔を上げる暇もなく御朱印書きに追われました。書く人、印を押す人と分担するのですが、書いても書いても人波が途切れないのには、本当にびっくりした初日でした。

その他、電話の応対や道案内、長谷駅はどこですか?、トイレはありますか、大仏様に行くには?、長谷寺への近道を教えて下さいなど。又、咲いている花の名や、歴史に関すること、影政さんは源氏か平家か、射られたのは右眼か左眼かなど、さまざまな質問を受けます。わかる範囲でお答えするのですが、詳しい話は神主さんの登場となります。
 私の勤務日は土、日ですが、お正月、連休、あじさいの時期、面掛行列、七五三、その他社殿での挙式の準備等と、神社というところは何と忙しいのだろうというのが実感です。 書く仕事も多く、まだまだわからない事だらけですが、神主さんが優しく、根気よく教えて下さり、何とか元気に続けられています。今ではこの仕事が、私の生きがいの一つになっています。